管理者宛てメールが届かない(なりすましメールと判定される)場合の対策方法はありますか?
以下の対策を行っていただくことで、なりすましメールと誤判定されることを回避(なりすましメール対策)できる場合があります。
※注意事項※
この対策を行う場合、お客様のメールアドレスを運用(設定)しているサーバー側の作業が必要となります。
なお、ご利用サーバー側の設定等につきましては、弊社では分かりかねるため、恐れ入りますがサーバー会社様または管理者様にご確認ください。
【1】設定対象のメールアドレスの確認
まず、以下の内容について確認します。1.自動返信メールの「From」に設定しているメールアドレスを確認します。
→「メールアドレス」が選択されている場合は、手順「2」へ
→「(入力する)」が選択されている場合は、手順「3」へ
2.「メールアドレス」を「(入力する)」へ変更し、右側の空欄に任意のメールアドレスを記入する
※メールの仕組み上、管理者宛てのメールアドレスの送信元のメールアドレスが任意のメールアドレスとなります。
2.そのメールアドレスを運用(設定)しているDNSサーバーを確認します。
※DNSサーバーがご不明な場合は、ご利用のサーバー会社またはサーバー管理者様にご確認ください。→「(入力する)」が選択されている場合は、手順「3」へ
2.「メールアドレス」を「(入力する)」へ変更し、右側の空欄に任意のメールアドレスを記入する
※メールの仕組み上、管理者宛てのメールアドレスの送信元のメールアドレスが任意のメールアドレスとなります。
2.そのメールアドレスを運用(設定)しているDNSサーバーを確認します。
【2】サーバー会社へ設定方法の確認
【1】で確認したDNSサーバーの管理会社または管理者様に以下の内容をご確認ください。■確認内容
1.【1】で確認したメールアドレスに対して、SPF(TXT)レコードの設定はできるのか?
※SPF(TXT)レコードの設定ができない場合、なりすましメール対策は行えません。
2.設定できる場合、具体的な設定方法は?
※SPF(TXT)レコードの設定ができない場合、なりすましメール対策は行えません。
2.設定できる場合、具体的な設定方法は?
【3】SPF(TXT)レコードを設定する
【2】でSPF(TXT)レコードの設定ができることを確認できた場合、サーバー会社またはサーバー管理者様から提示された設定方法に従って、SPFレコードの設定を行います。なお、設定するSPFレコードの内容は以下となります。
■追加するSPFレコード
TXT "v=spf1 ip4:ご利用フォームのIPアドレス ~all"
※上記「ご利用フォームのIPアドレス」は、以下のようにご利用のフォームに応じたIPアドレスに置き換えます。
サーバー名 | IPアドレス |
---|---|
fs219.xbit.jp | 59.106.61.93 |
fs220.xbit.jp | 59.106.61.93 |
fs223.formasp.jp | 59.106.61.93 |
fs221.xbit.jp | 59.106.61.94 |
fs222.formasp.jp | 59.106.61.94 |
fs224.formasp.jp | 59.106.61.94 |
※既にSPFレコードが存在する場合は、上記のうち、「ip4:ご利用フォームのIPアドレス」のみを既存のSPFレコードに追加してください。
<設定例>
「fs219.xbit.jp」サーバーを利用しており、「From(送信元)」のメールアドレスが「example@example.com」の場合
1.ドメイン「example.com」のDNSサーバ管理会社または管理者を確認する
2.DNSサーバ管理会社または管理者にSPF(TXT)レコードの設定方法を確認する
3.以下のようなSPF(TXT)レコードをDNSレコードに追加する
●ホスト名:example.com
●レコード名:TXT
●値:"v=spf1 ip4:59.106.61.93 ~all"
「fs219.xbit.jp」サーバーを利用しており、「From(送信元)」のメールアドレスが「example@example.com」の場合
1.ドメイン「example.com」のDNSサーバ管理会社または管理者を確認する
2.DNSサーバ管理会社または管理者にSPF(TXT)レコードの設定方法を確認する
3.以下のようなSPF(TXT)レコードをDNSレコードに追加する
●ホスト名:example.com
●レコード名:TXT
●値:"v=spf1 ip4:59.106.61.93 ~all"